皆様あけましておめでとうございます。
私は今年の年末年始にガッツリとお休み期間を設けて、読もう読もうと積読していた本を読み耽ったり、昔Eテレでどハマりした三谷幸喜監修の人形劇「新・三銃士」のDVDボックスを一気見したりと非常に豊かな時間を過ごしていました。
新・三銃士は今までの人形劇とは一味も二味も違う、夕方の子供番組で流すだけではあまりにも勿体無いクオリティの作品。
人形は涙を流さない。
それなのに新・三銃士の人形たちはまるで生きているかのように笑ったり、気まずそうにしたり、怒ったり、泣いたりするのです。
声優さんや操演さん、照明や人形職人や美術さんなどの最高峰の技術が集まることで、人形に息が吹き込まれるのでしょうね。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
私が2023年の一冊目に選んだ本は…
さて、新年の一冊目はなんとなく、それにふさわしいものを選びたくなるもの。
私は「日日是好日」で有名な森下先生の本の中から、日日是好日の続編である「好日日記」を一冊目に選びました。
何十年もお茶の道を続けることで見えてくる季節の美しさや幸せについてが、柔らかく温かい文章で書かれています。
まさに何度読んでもピンと背筋が伸びる一冊。
そして日日是好日は文章だけだったのですが、続編である好日日記にはなんと挿絵が。
この絵も森下先生が描かれたそうです。
私のように実際に茶道をしたことがない人間は「棗」や「帛紗」などのお茶道具のイメージが浮かびにくい部分もあるので、こういうイラストがあるのは嬉しいですね。
写真よりもこの水彩チックな絵柄が、この本の内容や装丁にあっていて素敵でした。
読書記録ノートをロロマクラシックに自作してみた
そしてせっかくなので、読了したら読書記録ノートに記入を。
私はダヴィンチ手帳のロロマクラシック バイブルサイズに、LIFEのリフィルを挟んでいます。
LIFEペーパーはかなり黄みが強いクリーム色をしているのですが、それが昔図書室で使っていた図書カードみたいで気に入っています。
あと万年筆で書いても裏抜けも滲みもゼロなのがさすがLIFE!といったところ。
実はこのリフィルはCanvaで自作したもの。
上から「日付・本の題名・作者・カテゴリ・評価」をシンプルなアイコンで表していて、下の部分には文字を邪魔しないよう限界まで薄くした方眼を入れています。方眼部分は読了後の感想欄。
さらに右上にはちょうど良い感じにスペースが空いたので、本の表紙を印刷してみました。
本当はiNSPiCで表紙をシール状にして貼りたかったのですが、そこそこいいお値段するのでなかなか手出しできず…。
今はとりあえず、リフィルにその都度直接印刷する仕様です。
でも意外とシールよりも段差なく綺麗にまとまるので、これはこれで満足していたり。
右ページは本の中で書き残しておきたいと思った文章を記録するページ。
読んだ本によって書き写す量はまちまちですが、特に写したい文がなかったときは無理に書かないですし、逆に入り切らなかったときは紙を追加したりして自由度高く書き込んでいます。
最後に
読書記録をつけるようになって、「本を読む」という行為を今まで以上に丁寧に行うようになりました。
「あ、ここの文章は絶対ノートに書いておきたい!」なんて考えながら付箋を貼りつつ読み進めていく時間は至福の時です。
2023年は年間100冊読むことを隠れ目標にしつつ、紙の本と触れ合う時間をたくさん作っていけたら良いなと思います。
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