別名「おじさん手帳」とも呼ばれるNOLTYの能率手帳ゴールド。
良い意味で古臭くレトロな配色やデザインに、高級感溢れる羊革のカバー、箔押しの’23の文字に、本金箔が施された小口…。
肝心の中身も最高級の手帳専用紙を糸がかりで製本していて、私の大好きな万年筆でも裏抜けゼロ、さらにハンコを押しても裏滲みゼロだというではありませんか。
流行りの可愛い手帳を見れば見るほど、このゴールドさんの堂々たる佇まいに惚れ込んでいき、私にとっては憧れの存在でした。
一年しか使わない手帳に5000円もかけた理由
しかし「手帳で5,000円超え…!?」と初めて値段を知った時はぶったまげました。しかも、フォーマットは全く同じでゴールドではない通常盤「能率手帳」なら1,300円。なにその値段差…!
中には「1年間通常盤を使ってみて、使いこなせたらゴールドさんにグレードアップする!」という方もいらっしゃるようでしたが、私は性格上、微妙に愛せないものを買っても絶対に続かないというか、大切にできないことが分かっていたので…
しかも2023年の手帳には今年も愛用していたsunny手帳をすでに買ってしまっていたんですよね。
初めてのゴールドさんデビュー&初めての手帳複数使いになってしまうということでかなり悩みました。
NOLTYからの素敵すぎるメッセージ…
しかし、最後に背中を押してくれたのはこの言葉。
購入前にどなたかの投稿でこのゴールドさんに入っていたカードの文章を目にしたのですが、この内容が今の自分に深くぶっ刺さりまして…。
「何かをやりたいと思う気持ちは、ひとつの奇跡」
「やりたいことこそ、やるべきこと」
こんなに素敵な文章を書ける人が携わった手帳を、新しい一年の相棒にしたい!そう思った時には、もう手が勝手に購入ボタンを押していたのです。
ゴールドさんの全貌を見てみよう
Instagramを見ているとiPhoneと同じくらいの「能率手帳ゴールド 小型版」を使っている方が多い印象だったのですが、私はひと回り大きい「普及版」を選びました。
極細ボールペン派ではなく万年筆派なのでそんなに細かい字を書く自信がなかったことと、そもそも普及版でも私が使ってきた手帳の中でもかなり小さい方だったので。
でも私は普及版を選んで大正解だったなと思います。これ以上小さかったら、私の場合は小さく書くことを意識しすぎて疲れてしまいそう(笑)
付属品はこんな感じ。手帳と同じように小口に金を施された薄いノートが二冊と、購入した人だけが入会できるゴールド会員の案内など。
「ゴールド会員というからには年会費とかかかるのかな?」と思っていたのですが、どうやら無料で大丈夫だそう。
入会すると抽選で能率手帳を作る工場見学ができたり、会員限定の商品が買えたりするそう。なかなか楽しい企画で特別感もあってワクワクしますね。
手帳の中身はこんな感じ
能率手帳のマンスリーは少し変わっています。
なんだかハビットトラッカーみたいだなぁと思い、私は予定管理よりもチェックリストみたいな感じで使っていく予定です。
(使い方が安定したらまた記事にしますね)
この手帳の大部分はこのウィークリー。時間軸がありますが私は特に気にせず半分に区切って「やらなきゃいけないこと」と「できたらやりたいこと」のふたつを書いていこうかな。
クリーム色の紙に深緑の文字って意外と珍しいですよね。
仕事柄ずっとPC作業の多い私としてはものすごく目に優しい配色で気に入っています。
別冊!という感じで後ろに挟まっていたのはアドレス帳。
個人的にはアドレス帳は必要ないので、ペンの裏抜けを試してみたり一行印を仮押ししてみたりと、このゴールドさん本体には書き込みたくないお試し実験をしています。
最後に
憧れのゴールドさんと共に歩む2023年。
一目惚れのような勢いで背伸びして手を出してしまいましたが、なにも書き込む前からすでに頬擦りしたくなるほど愛おしくてたまりません。
来年の今頃にはふかふかに育っているように、高級だからといって臆さず勿体ぶらず、ガシガシ大切に使っていこうと思います。
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